山選びの3つのポイント【情報収集方法・媒体についても解説】

こんにちは、ミナキです!

登山をこれから始める方で「山はたくさんあるけど、どの山に登ればいいの?」と疑問に思ったことはありませんか?

今回はそんなお悩みをお持ちの方に、山選びのポイントと情報収集方法について解説します。

山選びの3つのポイント

  1. コースタイムが4時間以内
  2. 登山者が多い山
  3. アクセスのしやすさ

日本には多くの山があり、どの山に登ればいいのか、自分に適しているのかわからないと思います。ですが「家から近いから」「かっこいいから」といった理由で選ぶのは危険です。

そこで、山を選ぶ際の3つのポイントを説明します。

コースタイムが4時間以内

山にはコースタイムが設定されています。コースタイムとは登り始めから下山までに要する行動時間のことです。行動のみの時間で休憩などの時間は含まれていません。

このコースタイムは一般的な成人の歩くペースを基準としているため、初心者はコースタイム以上の時間がかかることが殆どです。

また、水分補給などの小休憩、山頂での昼食の時間を含めるとコースタイム4時間の場合、下山までにかかる時間が6時間程になると考えられます。

あくまで想定時間なので個人差があります。普段運動されている方はコースタイム通り登れる可能性が高いですし、昼食を早く済ませてしまう人は6時間もかかりません。

しかし、自身の登山レベルを把握するためにも、初めての山は余裕のある計画にした方が良いです。

登山者が多い山

登山者が多い山は登山道が綺麗に整備されており、非常に登りやすいです。坂が急な場所には階段が設置されており、地面の悪い場所には木道が敷かれていたりします。

また登山道には道標があり、○○まで○○分のような表示が高い頻度で設置されているため、道迷いを防いでくれます。

なによりも登山者が多いということは魅力のある山だと言えます。景色や小屋の料理、下山後の温泉などの魅力があります。ただ登って下山するだけだと修業になってしまうので、楽しみのある山を選んだ方が良いです。

アクセスのしやすさ

「コースタイムが4時間以内」「登山者が多い」この2つのポイントを踏まえたうえで、アクセスがしやすい山を選びましょう。

自宅から登山口まで2時間程度で着く山がいいでしょう。これは登り始める前に疲れないようにするためです。

登り始めから疲れていては肝心の登山が楽しめません。移動で疲れないことは重要です。

とはいえ普段から運転や公共交通機関を利用されており、移動では疲れないという方もいると思います。そういった方にも2時間程度で着く山をお勧めします。

理由は登山を終えた体は想像以上に疲れているからです。行動中はアドレナリンで疲れをごまかせますが、下山したと同時にアドレナリンが切れ蓄積した疲れが押し寄せてきます。

安全に帰宅するためにも2時間程度で着く山をお勧めします。

【ガイドブックと雑誌がオススメ】山の情報収集方法

  1. ガイドブックと雑誌
  2. インターネット
  3. YouTube

山選びのポイント3つ「コースタイムが4時間以内」「登山者が多い」「アクセスしやすい」を解説しました。ですが、初心者の方はこの3つのポイントをどのメディアで調べればいいのかわからないと思います。

代表的なメディアを3つ取り上げ、それぞれのメディアの特徴を踏まえ解説します。

ガイドブックと雑誌

私はガイドブックと雑誌をお勧めします。ガイドブックと雑誌の特徴は信頼性が高いことです。山専門の出版社から発売されており、取材と編集を繰り返し行われているため、記事が的確です。

現代においてインターネットを開けば無数の情報が手に入りますが、どの情報が正しくて正しくないのか判断が難しいと思います。

また、個人の主観が混じっている情報を多く見かけます。

「○○山だったら何時間で登れる」「○○山に行けば間違いない」などと主観的な情報が多数あります。これらの情報を信じて行動するのは危険です。

まずは信頼性の高いガイドブックと雑誌で情報収集することをお勧めします!

インターネット

しかし、ガイドブックと雑誌は購入するために、1000~2000円程度お金がかかってしまいます。

「登る前からお金をかけるのは...」という風に、情報収集にお金をかけたくないという方もいると思います。

その場合はインターネットを活用しましょう!

インターネットは無料で様々な情報を見れるのがメリットです。その反面注意点もあります。

注意点として、インターネットで情報収集する際は信頼性の高い情報源を探すことが重要です。省庁のホームページや登山専門の企業が運営するサイトが挙げられます。

YouTube

YouTubeも大きな情報源の1つであり、最大のメリットは映像で情報を見れることです。

「ガイドブックと雑誌」「インターネット」の2つは文字媒体であるため、初心者には理解しづらい部分があります。

その部分を補足するためにYouTubeを活用します。登り方や下り方、道具の使い方など様々な情報が掲載されています。

お勧めの活用方法は登山道の状況を把握することです。

有名な山のほとんどは、実際に登山したレポート動画があります。掲載主が登山道の登りやすさ、休憩ポイント、危険箇所の映像など細部までレポートしています。

山選びの参考になり、登る山が決まった方はその山名の登山レポートを見て欲しいです。登る予定の山を事前に細部まで知ることは、登山の安全度や楽しさを高めます。

以上、山選びの3つのポイントと山の情報収集方法について解説しました。

この記事を通して、登山初心者やこれから登山を始める方の役に立てれば幸いです。

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